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2008年8月28日 (木)

ウフィツィ美術館とボッティチェリ

先日の記事で「週刊 世界の美術館」を読んでいると書いたが(2008年8月24日)、今3号を読んでいる

ちょうど内容は、ルネサンスを代表する画家の一人で私が大好きなボッティチェリの有名な絵が多数収められているウフィツィ美術館についてなのだだから、絵を眺めながら「お~、うぉ~、わぁ~」と感嘆の声を上げながら読んでいる

彼の絵の何に惹かれるかと言うと、女性の憂いを秘めた表情が何とも言えず美しく、ついついみとれてしまうのだ

実際、実物を見たことがあるのだが、見る前はボッティチェリの名前すらちょっと耳にしたことがある程度で、あの有名な「春」や「ヴィーナスの誕生」が見られてラッキーぐらいにしか思ってなかったのだが、いざあの大作を目の前にして感動し、あっという間に彼のファンになってしまったちなみにこの美術館には、彼の弟弟子のあのレオナルド・ダ・ヴィンチの絵やラファエロ、ミケランジェロだけでなく、名前は知らなくてもどこかで見たことあるような絵がたくさんあって、見ごたえ十分だと思う。

この美術館のあるフィレンツェを旅したときに現地の日本人ガイドさんが「フランスに印象画を学ぶために留学した人たちのほとんどが、その学びの途中でこのイタリアにルネサンス絵画を学びに来るほどこの時期の絵画はすごいなぜなら、このルネサンス絵画は現在の西洋絵画の基だからだ。」と力説していた

それがどこまで本当なのか素人の私にはわからない。しかし、このルネサンス期と言う一時期に才能のある優れた芸術家がこんなに多く生まれ、このイタリアで腕を競い合ってたことは奇跡のようなものだと誰かの本で読んだが、納得である。そして、その恩恵にあずかれ、様々な芸術を堪能できる現代に生まれてきたことの幸せに感謝をしながら私はページをめくるのだった

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(上・「春」と下・「ヴィーナスの誕生」ボッティチェリ)

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コメント

ラファエロって…なんだろう…?

投稿: BlogPetのchoco | 2008年8月28日 (木) 09時45分

>chocoへ

ラファエロってルネサンスの時代イタリアで活躍した画家の名前だよ♪

投稿: chico | 2008年8月28日 (木) 11時39分

「春~プリマヴェーラ」の方の絵ね、中央の女性の右側の女性は、妊娠してる。って言われているんですよ。
妊娠は、草木が萌え出でる「春」の象徴の一つだそうです。
フィレンツェには何度も行っているのに、ウッフツィーに入る時間がなくて、今度行くときは絶対。っていっつも思ってるんですけれどね。

投稿: がっちゃん | 2008年8月28日 (木) 14時16分

>がっちゃん様へ

ほ~、おもしろいですね。たしかに、春は新しいものの誕生の季節とされていますからね^^だから絵画は奥が深くて面白いです。

何度も行かれているなら是非次回、お時間あったら行ってみて下さい


投稿: chico | 2008年8月28日 (木) 15時14分

いいなあ、実物見たらなんともいえない感動と圧迫感みたいなものがあるんでしょうね。
美術館は金沢の21世紀美術館に二回ほど行ったくらいで芸術より食い気の私です。

独身時代は満喫しておいたほうがいいですよ。子供ができた途端に色々と制限されてしまうので。遊びにおしゃれに旅行に趣味などそれは色々。十分遊ばずに若くでママになったりしたら不満爆発だったかもと思います。でも、かわいさ余って憎さ100倍で毎日やってます。聖母マリア?と鬼婆などコロコロとよく変化しますよ

投稿: みやみやたん | 2008年8月29日 (金) 16時35分

>みやみやたん様

かれこれ、満喫し始めてかなりたつんですけどね・・・こればかりは今後どうなるかわからないですね^^まだ希望はもってますよ~♪

子育ては大変なこともあるかもしれませんが、楽しくて嬉しいこともたくさんありそうですね。

私の周りの子持ちの友人もみんな産んでよかったって言ってますし、とにかく本当にかわいいってみんな言います。

みやみやたんさんのブログは読ませてもらうとほのぼのした気分になります。たとえ小姑みたいでも・・・。

またお邪魔させてくださいね^^

投稿: chico | 2008年8月30日 (土) 00時16分

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