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2008年8月29日 (金)

イタリア人気質に生で遭遇したフィレンツェの夜

前日の記事で書いた「週刊 美術館」3号の中のフィレンツェの地図を眺めていると、ある思い出がよみがえってきた。

それは、数年前友人とツアーでフィレンツェを旅していたある日の午後のことだ。

昼から自由行動で夜7時半のホテルでの夕食に間にあうように戻らなければならないことになっていた。

すでに日は暮れ時間も7時ちょっと前、観光を終えた私たちはそろそろホテルに帰ろうかと添乗員さんから教えられたタクシー乗り場に向かった。

・・・が、なかなかそのタクシー乗り場に着かない確かに間違いなく地図のとおりに歩いてはいるのだが。

空はもう真っ暗、オレンジの街灯がほのかにあたりを照らしていて人もまばら。建物は似たような建物ばかりで何の建物かわかりづらい。2人であたふたあわて始めた・・・とそこへ運よくイタリア人の2人組みが通りかかった

ボンジョ~ルノ」恐る恐る話しかけ、なんとかタクシー乗り場までの道のりを聞き出した。そして、感謝をつたえその2人の教えてくれた道を歩いていった。

・・・ところが、これがまた、なかなか着かないのである聞いたとおり歩いたつもりだが、どこかで間違えたのか、もと元の場所に戻り再び歩いてみた、がやっぱり着かないのである

とそこへ、今度こそ本当に運のいいことに日本人観光客に遭遇タクシー乗り場までの道(イタリア人の教えてくれた道とはちょっと違っていた)を教えてもらい無事7時半ぎりぎりにホテルに着くことができた。

そして、添乗員さんにこの出来事を話した。すると添乗員さんは、にや~っと笑って「イタリア人って見栄っ張りでいいかげんだからね~^^悪気はないんだけど道を知らなくても教えてくれるんだよ~

ガ~ン前もって教えてくれてたら、私たちもイタリア人に道を聞くことなく、あわてずゆったりと帰れていたかもしれないのに。

しかし、まあ、特に大きな被害を被ったわけでもなく、ただ、たくさん歩いただけですんだし、今ではいい思い出になっている。

このイタリア人気質について私はこの時初めて知ったのだが、かなり有名な話のようで、帰国後テレビや人の話で何度も耳にしたいいかげんで、ルーズで、見栄っ張り・・・云々。

それでも、私は何故かイタリア人が憎めない。不思議である。

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コメント

これって良く聞く話ですねぇ~。
でも、私はあんまりそういうことに遭遇したことがありません。
なんでだろう? 道はしょっちゅう訪ねるんですけれどね。
一つは、必ず地図を出して聞くからでしょうか・・・
今自分はどこにいて、何の目印を目的に歩けばいいのか、聞くと結構正確に教えてくれるような気がします。
それか、目的地まで案内してくれることも。
でも場所によるかもしれませんね。

投稿: がっちゃん | 2008年8月30日 (土) 13時31分

>がっちゃん様

え~、そうなんですか?じゃあ、たまたま、聞いた人がそうだったのか、私たちの勘違い?

こちらの目的が通じてなかったのか・・・。

でも、目的地にまで案内してくれるなんて、親切で優しいですね

日本人にもいろんな人がいるように、イタリア人にもいろんな人がいますしねまたそれがおもしろいところなんですけど。

投稿: chico | 2008年8月30日 (土) 14時16分

こんばんは~☆
ご訪問・コメントありがとうございます
私も絵画鑑賞とか大好きで、以前ディアゴティーニの週間アーティストを購入していました
イタリアやフランスに旅行に行くのが目標ですが
なかなか行けてません
イタリアのフィレンツェ行ったことがあるなんて、羨ましいです☆
でも、イタリアの方って・・・おおらかそうですね
色々なハプニングも、後になって旅の良き思い出ですね

投稿: さくら | 2008年8月30日 (土) 22時26分

>さくら様
コメントありがとうございます。
そうだったんですね。実は私もアーティスト買ってましたが続きませんでした(^_^;)

でも、絵画がお好きなら本当にオススメです。あと、私は旅行代が安く済む冬に行ったのですが、行けるならやっぱり花の綺麗な春がオススメです景色も楽しめますし。

ほんとに、イタリア人て細かいことを気にしないからよく言えばおおらかですよね。ある意味羨ましいです

投稿: chico | 2008年8月30日 (土) 23時55分

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