ヴァティカン美術館とミケランジェロ
私はミーハーですだから、以前、私は画家のボッティチェリが好きだと書きました(2008年8月28日)が、ルネサンス絵画の3大巨匠の絵も好きです。
そんなわけで、今日はそのうちの一人ミケランジェロについて書こうと思います。(ちなみに三大巨匠、後の2人はレオナルド・ダ・ヴィンチとラファエロ)
というのも、ちょうど今「週刊 世界の美術館」4号のヴァティカン美術館について(特にミケランジェロの作品)をウォ~、お~、とあいかわらず歓喜の声をあげながら読んでいるからです。(彼の作品にはどこかすっきりした美しさが私には感じられ好きなのです)
この美術館の目玉は何と言ってもシスティーナ礼拝堂の彼の描いた「最後の審判」でしょう。これは、宗教改革によって失ったカトリックの威信をとりもどすために描かれたものらしいのですが。
実は友人と実際見に行ったことがあって、礼拝堂の雰囲気は荘厳なのですが、とにかくその壁画の大きさに圧倒されました。
何と言っても14.4×13.3mもの大きさ(4階建てのビルぐらいの高さ)で凄い迫力。さらに、天井には同じくミケランジェロによる、これまた壮大な「天地創造」。
これだけでも、贅沢なのにサイドの壁にはボッティチェリを始めとするルネサンス画家の壁画
しばらく、ぼ~~~っと礼拝堂の中の雰囲気と言うかエネルギーを味わいました。来てよかった、と心の底から思え、できるだけ長い時間眺めていたいと思いました。
館内にある彼の作品は、もちろんこれだけでなく、これまた有名な「ピエタ」を始めいくつかの作品がありますし、同じヴァティカン内にあるサンピエトロ大聖堂は彼が主任建築家を務めたそうです。
また、ローマのある丘に何気なく上るとそこはミケランジェロが設計した広場だったり、思いがけないところでミケランジェロに関するものに遭遇したりします。(さすがイタリア。芸術作品が街のそこらへんにごろごろ転がっていると言われるだけあるなあ、と感心します)
よくレオナルド・ダ・ヴィンチがこの時代の天才としてメディアなどで取り上げられていますが、ミケランジェロも当時「神の手を持つ」天才と言われていたくらい、ここまで凄いとは知らなかったので(知らなかったのは私だけ?)、また改めて彼の作品をじっくり味わってみようと思います♪
(上・「最後の審判」一部と
下・「天地創造」一部)
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