ラファエロ!!!「週刊世界の美術館 NO.16 ヴァティカン美術館②」
(前の記事からの続き)
前の記事で「週刊 世界の美術館 NO.16 ヴァティカン美術館」に掲載されている、フラ・アンジェリコの絵を紹介したが、メインはルネサンス絵画3大巨匠の一人、ラファエロの絵画についてだった。
ラファエロの描く女性は、とてもやわらかい雰囲気で優しく優美である。
つい、いつまでもその美しさをみつめていたくなってしまうというか。
また、彼の作品には聖母子像が多く、37歳の若さでなくなるまでの間に、聖母子像だけでも、50点はあるそうだ。
それは、ラファエロが幼い時に母を亡くし、母親の面影を追い求めたからだと推測されている。(本書より)
しかし確かに聖母子像に描かれている女性のまなざしは、どれも、温かく愛に満ち溢れているのが素人の私でもわかる。
(ラファエロの絵画
上から「キリストの変容」
真ん中「フォリーニョの聖母」
下「聖母戴冠」)
が、しかし、
ショーーーーック!!!
ラファエロの自画像が、まさにおじさん!!
え~、今までみていたあのおだやかそうな青年風のラファエロはどこ~?
まあ、人間誰でも歳はとるから、自画像が青年風のものもあれば、おじさん風なものがあるのも当然なわけで、たまたま、今まで見ていた自画像が青年風なものばかりだっただけなのだが。
しかし、絵を好きになるのに、画家が青年だろうがおじさんだろうが、もちろん関係ないわけで、あいかわらずラファエロの絵にうっとりする私であった。
ラファエロの自画像
上は初めて見た衝撃の自画像。
下は以前からよく見ていた自画像。
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