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2008年11月 7日 (金)

ラファエロ!!!「週刊世界の美術館 NO.16 ヴァティカン美術館②」

(前の記事からの続き)

前の記事で「週刊 世界の美術館 NO.16 ヴァティカン美術館」に掲載されている、フラ・アンジェリコの絵を紹介したが、メインはルネサンス絵画3大巨匠の一人、ラファエロの絵画についてだった。

ラファエロの描く女性は、とてもやわらかい雰囲気で優しく優美である。

つい、いつまでもその美しさをみつめていたくなってしまうというか。

Photo_3 また、彼の作品には聖母子像が多く、37歳の若さでなくなるまでの間に、聖母子像だけでも、50点はあるそうだ。

それは、ラファエロが幼い時に母を亡くし、母親の面影を追い求めたからだと推測されている。(本書より)

しかし確かに聖母子像に描かれている女性のまなざしは、どれも、温かく愛に満ち溢れているのが素人の私でもわかる。

Photo_4 Photo_5

(ラファエロの絵画

上から「キリストの変容」

真ん中「フォリーニョの聖母」

下「聖母戴冠」)

が、しかし、

ショーーーーック!!!

ラファエロの自画像が、まさにおじさん!!

え~、今までみていたあのおだやかそうな青年風のラファエロはどこ~?

まあ、人間誰でも歳はとるから、自画像が青年風のものもあれば、おじさん風なものがあるのも当然なわけで、たまたま、今まで見ていた自画像が青年風なものばかりだっただけなのだが。

しかし、絵を好きになるのに、画家が青年だろうがおじさんだろうが、もちろん関係ないわけで、あいかわらずラファエロの絵にうっとりする私であった。

Photo_6              Photo_7

ラファエロの自画像

上は初めて見た衝撃の自画像。

下は以前からよく見ていた自画像。

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