清盛七辨天(2)②真光寺
前回に引き続き、「清盛七辨天」の続きをご紹介いたします。
今回は、②真光寺(おんがくべんてん)です。
~~~②真光寺(おんがくべんてん)~~~
(ちなみに、この真光寺、兵庫七福神のうちの福禄寿に該当する寺でもあります。
兵庫七福神・・・江戸時代、庶民の間でブームとなった七福神めぐり。福を呼ぶ神様、7箇所を巡礼することで、「七難即滅・七福即生(七つの災いから逃れ、7つの福徳が授かる)」と言われている。それが、この兵庫区でも巡礼できる)
時宗の改組、一遍上人がなくなったところに建立された寺である。
境内の左手に一遍上人の廟所があり、五輪塔は県の重要文化財に指定されている。
一遍上人は遊行上人と呼ばれ『おどり念仏』という独特の布教方法により、全国を遍歴したことで有名。
また、この寺の大日堂に「清盛七辨天」のひとつの真野弁天があったと言われている。
わたしが、ここへ到着したのは夕方だったせいか、参拝者もなくひっそりとしていた。
が、おかげで、ゆっくりマイペースで散策できた。
ちなみに近所には、こんな観光スポットもあります。
**住吉神社と清盛塚・清盛像・琵琶塚**
「清盛塚」と呼ばれる石造十三重塔は、弘安9年(1286年)に建てられた供養塔で、昭和50年(1975年)に兵庫県の重要文化財に指定された。
この塔の下に、清盛公の遺骨が埋められているという説があったが、大正12年(1923年)、市電道路の拡幅工事のため、「琵琶塚」のある現在地へ移転された際に行われた発掘調査で、清盛の墓ではないことが明らかになった。
「琵琶塚」は、平家物語にも登場する琵琶の名手・平経正が琵琶と共に埋葬されたという伝承などから、「琵琶塚」とよばれている。
また、柳原義達作の清盛像がある。
さらに、同じ敷地内には住吉神社があるが、現在一部改築中のようだ。
そのほか、この近くには新川運河沿いにキャナルプロムナードや兵庫城跡、運河の底に沈んだ、旧兵庫県庁跡がある。
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