(映画の内容を少し描いているので注意してお読みください)
先日、映画(DVD)
食堂かたつむり
を観た☆
まるで絵本の物語のようで、ストーリーの進め方が楽しく、かわいい
そして、主人公、倫子の料理によって多くの人が幸せに変化していく、不思議な映画だ
倫子の料理をしていくさまは、まるで儀式のよう。
そして、その料理によって起こるマジック☆
ストーリーのなかで、倫子の母、ルリコが飼っていたエルメスという豚を、あっさりルリコの結婚披露宴で料理してしまったり、ラストで食堂の建物にぶち当たり死んでしまった鳩を、料理してしまったりと、私的に「?」な部分はあったが、とても楽しめた。
おいしい料理が食べたくなるこの映画、よかったら是非ご覧ください☆
**あらすじと解説(goo映画より)**
料理好きの人たちの間で秘かなブームを呼んでいた小川糸の小説「食堂かたつむり」が映画化。
失恋が原因で声が出なくなってしまった倫子が料理で人々の心を癒していく姿を温かく描いている。
倫子の料理は、数十年間、喪服を脱がなかった未亡人さえも幸せにする特別な力があった。
しかし、本当の幸せは、意外なものが運んでくれた料理だった。
きれいに盛り付けられた完成品だけでなく、作る行程までも美しく切り取った映像は、普段、料理をしない人までも厨房に立たせることになりそう。
イラストが得意な倫子のカラフルなレシピ帳にも注目。
主演は、柴咲コウ、余貴美子、ブラザートム、三浦友和、他。監督は、CM、PVで活躍していた富永まい。
解説 - 食堂かたつむり
女性読者の支持を集め、26万部を超えるベストセラーとなった小川糸の同題小説を映画化。
母と娘の確執と和解を中心に、人々に幸せをもたらす不思議な食堂をファンタジックなタッチで描いたヒューマン・ドラマ。
監督は、「ウール100%」の富永まい。出演は、「容疑者Xの献身」の柴咲コウ、「おくりびと」の余貴美子。
あらすじ - 食堂かたつむり
※ストーリーの結末が記載されていることがあります。ご注意ください
料理店のアルバイト・倫子(柴咲コウ)が仕事から帰ると、同棲中のインド人の恋人と家財道具が消えていた。
倫子は、シングルマザーでスナックを営む母・ルリコ(余貴美子)を嫌い、10年前に東京の祖母の家に移り住んだ。
そこで料理の手ほどきを受け、自分の店を持とうと修業を積みながら貯金してきた。
祖母も亡くなり、恋人にも裏切られた倫子は、ショックで声が出なくなる。倫子は仕方なく実家に帰る。
ルリコはペットの豚・エルメスを溺愛しており、一文無しの娘を助けようともしない。
スナックの常連客で会社社長のネオコン(田中哲司)との関係も続いているようだった。
倫子は村の農夫・熊さん(ブラザートム)の手を借り、実家の物置を改造して、食堂かたつむりを始める。
その食堂は、お客は1日1組、決まったメニューはない。
事前のやりとりでイメージを膨らませて、その人のために料理を作る。
倫子の料理は、客たちに不思議な変化をもたらしていった。
別れた妻を今も想う熊さんや、片思い中の高校生・桃(志田未来)、旦那に死なれて気力を失ったお妾さん(江波杏子)、祖父が施設に入るのを悲しむミドリ(満島ひかり)ら客たちは、倫子の料理に癒され、想いを叶えていった。
ある日、倫子はスナックの常連客から、ルリコはいまだに初恋の人を想い続けていて、倫子は処女懐胎で生まれたという話を聞く。
その直後、ルリコはガンで余命幾許もないことを倫子に打ち明ける。
しかし担当医が初恋の相手・谷口修一であったため、ルリコは幸せだと言う。修一はルリコの余命を知りながら、彼女と結婚すると倫子に告げる。
そしてルリコは倫子に、結婚式でエルメスを調理することを望む。
倫子はルリコのために料理を作る。
ルリコが死んだ喪失感で、倫子は店を閉める。
ふとしたきっかけで屋根裏部屋に上がった倫子は、ルリコの手紙を見つける。
娘への愛と励ましを吐露したその手紙を読んだ倫子は、再び食堂の厨房に立ち、自分のための料理を作る。
それを口にした倫子は、思わず声が出る。
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