「ロミオとジュリエット」の元にもなったらしい映画『トリスタンとイゾルデ』
今回も、先日観たDVDをご紹介いたします。
トリスタンとイゾルデ
この記事のタイトルからもわかると思うが、悲恋の物語で、つくづく現代に生まれてよかったと思うのであった。
しんみりしたラブストーリーに浸りたい方、イギリスやアイルランド、歴史が好きな方にはおすすめです☆
(ただし史実には基づいていません)
**解説とあらすじ**
1500年前にケルトの伝説として誕生、吟遊詩人らによってヨーロッパ中に広められ、やがて宮廷詩やアーサー王伝説の一部として語り継がれていった悲恋物語「トリスタンとイゾルデ」。
シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」の元にもなった古典の映画化を、20年も温めてきたという巨匠リドリー・スコット製作総指揮のもと、豪華絢爛な歴史絵巻が誕生した。
トリスタンを演じるのは、「スパイダーマン」シリーズでおなじみのジェームズ・フランコ。
甘口でロマンティックな彼の魅力が、最大限に活かされている。
ラストには、「ロミオ~」に勝るとも劣らない感動と衝撃が……!
解説 - トリスタンとイゾルデ
敵国同士の騎士と王女が恋に落ちるが、王女は政略結婚させられ二人の愛は国を滅ぼしかねないものとなる悲恋物語。
監督は「モンテ・クリスト伯」のケヴィン・レイノルズ。製作総指揮は「グラディエーター」のリドリー・スコット。
出演は「スパイダーマン」シリーズのジェームズ・フランコ、「アンダーワールド」シリーズのソフィア・マイルズ、「レジェンド・オブ・ゾロ」のルーファス・シーウェル。
あらすじ - トリスタンとイゾルデ
※ストーリーの結末が記載されていることがあります。ご注意ください
暗黒時代のイギリス。荒れ果てた国土に割拠する部族たちは、事実上、強大で冷酷なアイルランド王の権力下に置かれていた。
トリスタン(トーマス・サングスター)は、コーンウォールの領主マーク侯(ルーファス・シーウェル)を育ての父に持つ勇敢な騎士。
戦闘で瀕死の重傷を負い、敵国アイルランドの海岸に流れ着いた彼は、アイルランド王の娘イゾルデ(ソフィア・マイルズ)にかくまわれ、献身的な介護を受ける。
その日々の中で、女官のブラーニャと名乗るイゾルデの溌剌とした魅力に惹かれていくトリスタン。
一方イゾルデは、トリスタンと過ごす時間の中に、自由に人を愛する喜びを見出す。
だが、トリスタンを乗せていた船がアイルランド軍に発見されたことから、トリスタンはこの地を去らねばならなくなる。
イゾルデが用意した小舟に乗り込んだトリスタンはイゾルデを誘うが、王女である彼女にはその申し出を受け入れられるはずもなかった。
狡猾なアイルランド王ドナカー(デヴィッド・パトリック・オハラ)は、イギリスの領主たちの仲間割れを誘うために、イゾルデとの結婚と領地を賞品にしたトーナメントを開催することを決定。トリスタンはマークに、自分たちが勝者になればすぐにイギリス連合が築けると説得。マークは、自分の名代としてトリスタンをトーナメントで戦わせることに同意する。
だがトリスタンが勝利したことにより、イゾルデはマークと結婚することになった。
ブラーニャと名乗っていたイゾルデが王女だとは思いもよらなかったトリスタンも、大きなショックを受ける。
イゾルデを連れてイギリスへ戻ることになったトリスタンの心は、イゾルデへの愛とマークへの忠誠との間で激しく揺れ動く。
二人の情熱が抑えきれないものとなったとき、二人の愛は国の存亡を左右しかねないものとなる。
| 固定リンク
« 主人公のアクションも観飽きません☆エンターテインメントとしても楽しめます☆映画『プリンス・オブ・ペルシャ』 | トップページ | 梅もほころぶ菅原道真ゆかりの地が明石にも☆兵庫・明石・御厨(みくりや)神社 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- ヴァレンタイン前に是非!!映画『ジュリエットからの手紙』(2012.02.11)
- X-MEN好きな方には是非!映画『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2012.02.02)
- いつの間にか引き込まれていました☆映画『リアル・スティール』(2012.01.09)
- きれいにまとまっていて、オシャレ(?)『英国王のスピーチ』(2012.01.26)
- 近所の風景満載で楽しめました☆『阪急電車 片道15分の軌跡』(2012.01.19)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント