今日は、カードだけでなく、「ルーン」を使ってのメッセージもお送りいたします。
どういったものかというと、分かりやすく言えば、カードがルーン文字という文字が書かれた石になっただけのオラクルのツールです。
ルーンは全部で25個あり、すべて袋に入っていて、袋の中から引きます。
(左・25個のルーンと右・ルーンの入った袋)
(文字によっては、引いたときに逆にでてきたら、解釈はその文字の逆位置で判断します)
ルーンの歴史や使い方はいろいろ説があります。
しかし、一般的には北欧の神、オーディンが自らの情熱と犠牲をもって、私たちに自己改革のためのルーンをもたらしてくれたのです。
伝説によると、オーディンは九夜の間、自分自身の刃に傷つき、飢え、渇き、苦痛にさいなまれながら、誰にも助けられずに一人きりで世界樹ユグドラシルに吊り下がっていました。
そして落ちる寸前にルーンを見つけ、最後の力をふりしぼって自分のものとしたのです。
(出典『ルーンの書』、ラルフ・ブラム著、VOICE)
そして、このルーンはとてもパワフルでよく当たるとも言われています。
ということで、このブログ(「ルーンのメッセージ★」)を読んでくださる方へのメッセージは?という問いで、ルーンを引きました。
文字は・・・
***Sowelu(ソウェイル)---完全性、生命力、太陽のエネルギー***
このルーンは、あなたの本質が求める『完全性』を表しています。また、このルーンは自己実現へと駆り立てる衝動を象徴し、エゴの動機からでなく、あなたという人間の核を成す部分が求める道を示しています。
完全性の探求は魂の戦士の永遠の旅です。しかし、実際にあなたが得ようと努力しているものは、もともと生まれつきあなたが持っている自分なのです。自分の本質に気づき、それを形にして、そして創造的に表現しなければなりません。あなたに生命力を与えてくれる偉大な力をもったルーン『ソウェイル』は、細胞レベルにいたるまでの再生のときを表しています。
この『完全性』のルーンには逆位置がありません。かといって注意を怠ってはいけません。緊急の際など、または、特に何かの出来事や人があなたのエネルギーを使い切ることを要求しているときには、その事態から身を引くほうが賢明でしょう。そのような撤退は「力ある撤退」であり、自分を安定させバランスをとる内面への旅が必要としているものなのです。時を心得た撤退は、魂の戦士の学ぶべき技術のひとつなのです。
ある人にとっては、このルーンは、心を開いて人生の中で秘密に保たれ閉じられていた部分に光をあてよという忠告でもあります。これを成し遂げるには、深い自己認識、つまり自分が長い間否定してきたものを認める必要があるかもしれません。
ここに古代インドの「ガーヤトリ」として知られる祈りを紹介しましょう。これは『完全性』の精神を見事に表しています。太陽に向かって次のように呼びかけるのです。
すべての力の源なるものよ、
その光、あまねく世界を照らせり、
わが心をも照らせり、
わが心もその光となさしむるがため。
この「ガーヤトリ」を朗誦する間、太陽の光が世界に降り注ぎ、あなたのハートに流れ込み、そのハートの中心からまた流れ出ては世界に戻って行くさまをイメージしてください。これは生命力を著しく高めてくれるパワフルな祈りです。
ここではあまり思い上がらないようにという注意がされています。エネルギーが有り余っている時でさえ、自分の体を通して正しい行動がなされることを拒否している意識の部分に直面し、克服しなければなりません。この能力を養ってください。それこそが真の謙虚さのしるしなのですから。
「成さずして成す」というし全体の方法を磨きましょう。まず本当の目標を定めて、その目標をへたな小業によらずに維持することです。なぜなら、本当は私たち自身の力で成せることは何もないのですから。愛することでさえも、愛の力が私たちを通して流れているだけなのです。このような考え方とあり方は新しいエネルギーを統合し、あなたが完全性の中に流れ込んでいくことを許すでしょう。そして、これこそが魂の戦士の究極のゴールなのです。
(出典『ルーンの書』、ラルフ・ブラム著、VOICE)
以上です。
ぴんと来る部分があれば、どうぞ参考になさってくださいね★
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