☆生田神社を守護する神社☆(7)七宮神社
いよいよ、今回が生田裔神八社ご紹介の最後となります。
今回は七宮神社です。
しかし、以前少しブログに書きましたので、もう内容をご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
が、ちょっとご祭神に謎があったりもします。
**七宮神社**
場所は神戸市兵庫区七宮町2丁目。
御祭神は大己貴命(おおなむちの みこと)で、南浜の和田神社に対し、兵庫北浜一体の産土神(うぶすながみ)。
そして、天児屋根命(あめの こやねの みこと)で、アマテラスの岩戸隠れの際、岩戸の前で祝詞を唱えたといわれる神だ。
平清盛が、兵庫築港(経ヶ島)の大工事を無事に終えるに当たって、感謝のため社殿を建立し、自筆の南無七大明神の神号をまつち、金幣を奉納したといわれる。
また、高田屋嘉兵衛が、所有船「辰悦丸」など模型船を奉納し会場安全を祈願したことから、多くの廻船業者がこれに習っていたが、戦災により模型船や古文書は消失してしまった。
近くにはビリケンさんがいる鎮守稲荷神社や松尾稲荷神社がある。
さて、ご祭神の大己貴命(おおなむちの みこと)は、大国主命の別名という説もあるが、どうなのか実際のところは謎のようだ。
さらに、ご祭神について何かほかに気付かれるところはあるだろうか。
一宮から、今回の七宮までのご祭神をすべて見ていただければおわかりになるかもしれない。
一~六、八宮のご祭神はすべてアマテラスとスサノオの誓約で生まれているのだが、なぜかこの七宮神社のご祭神は、この誓約に関係なく、また二人の子供でもない。
さらに、この誓約の際に生まれた活津日子根命(いくつ ひこねの みこと)だけが、生田裔神八社のどの神社にも祀られていない。
どなたか、謎が解けたらご一報くださると嬉しいです☆
よろしくお願いいたします。
そんなわけで、長々とお読みくださりありがとうございました。
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